空き家は最初から空き家だったわけではなく、両親や家族と共に過ごした思い出の詰まった家である場合が多いです。
しかし、思い出の詰まった大切な家とはいえ、空き家を管理するのはいろいろと大変です。
手間も維持費もかかるため、空き家の売却を検討している方も多いかと思います。
さらに、空き家を所有しているだけで、税金も支払わなければいけません。
いっそ空き家を売却してしまおう、と思い立っても、いざ売却となると何から手を付けたらいいのか、どこに相談したらいいのか、わからない方も多いでしょう。
そこで今回は空き家の売却に関するさまざまなことを解説していきます。
空き家を売却する際の流れ・注意点① 空き家にも税金がかかる
空き家は所有しているだけで税金がかかります。
毎年1月1日になると、固定資産税を徴収されるのです。
税金がかかるのなら、と空き家を取り壊して更地にしようとする人もいますが、これはやってはいけません。
なぜなら、更地は空き家の6倍の固定資産税を徴収されるからです。
税金を払わないようにするには、空き家を売却するのが一番の方法なのです。
空き家を売却する際の流れ・注意点② 危険な空き家を放置すると…
2015年から「空き家対策措置法」が施行されました。
この法律により、倒壊の恐れなどがあり危険な空き家だと自治体が判断した場合、強制撤去ができるようになりました。
しかも、撤去費用は所有者が負担するだけでなく、固定資産税も更地と同様の税金を課せられてしまいます。
もし倒壊する恐れのある空き家を持っている場合、強制撤去される前に売却することをおすすめします。
空き家を売却する際の流れ・注意点③ 空き家をどうやって売却するのか
さて、空き家の実際の売却方法ですが、空き家をそのまま買取ってもらう「古家付き土地」と、空き家を取り壊す「更地」の二種類の売却方法があります。
古家付き土地の場合、売却の際の手間はかからず、空き家に関するリスクは買取る側が負担しますが、買取る側がリスクを負担する分、売却費用は安くなってしまいますので注意しましょう。
もし更地で売る場合、古家付き土地に比べて高く売却できますが、更地が売れないまま新年を迎えてしまうと、更地としての固定資産税を徴収されてしまうリスクがあります。
空き家を売却する際の流れ・注意点④ 空き家を売却するには
空き家を売却するには、不動産屋による査定を受ける必要があります。
電話やネット、店舗への訪問で売却の相談や、査定を依頼することができます。
この際、空き家問題に詳しい不動産屋に相談することが重要です。
また、空き家のある地域に詳しい不動産会社に相談することも重要です。
まとめ
空き家には、家族との大切な思い出が詰まっています。
しかし、だからと言って空き家のままにしていては、家も土地も死んでいるも同然です。
正しい知識を身に着けて、空き家を売却することも、家の活用法としてとても大切なことです。
私たち有限会社おかの不動産では、不動産の売却査定を行っております。
空き家の売却を行おうかとお考えの際はぜひ、当社までお気軽にご相談ください。