両親が亡くなって、実家を相続した方は、住むか売るかで迷っていませんか。
どちらの場合にもメリットがありますが、もし売却するなら、早めに手続きをする方がベターです。
ただし、売却するときには、いくつか注意点もあります。
今回は、実家の不動産相続についてチェックしていきましょう!
相続した実家は住んだ方が良い?売った方がお得?
両親が住み、自分も生活した家屋ですから、売却するとなると少し寂しく感じますよね。
しかしながら、両親から相続した実家は、多くが築30年から40年経過していることが多いので、老朽化や設備の劣化によって住みづらい可能性が否めません。
そのため、住むとしたら修繕費や維持費が必要になるでしょう。
一方、既にマイホームがある場合、引っ越すというのは現実的ではありません。
かといって、所有していればそれだけ税金や維持費がかかります。
そういう場合には、名残惜しくても売却して手放した方がよさそうです。
相続した実家を不動産として売却するときに注意するポイントは?
売却するとき、老朽化しているために評価額が低くなることは念頭に置かなければいけません。
あまりに老朽化が激しい場合は、リフォームしてからの売却を検討したほうがいいでしょう。
また、家を解体して売却する場合、土地にかかる税の軽減措置が解除されるため、固定資産税が高くなることにも注意が必要です。
これらの注意点に気を付けながら、どうすれば満足がいく不動産売却ができるかを検討してみましょう。
なお、売却の際には、不動産会社など専門家の手を借りることも大切ですよ。
相続した実家を不動産として売却するメリット
なんと言っても、不動産という資産を現金化できることが最大のメリットです。
ただし、築年数が長くなれば、たいていは価値が下がっていきます。
加えて、老朽化に伴う欠陥が出てくることや、地震などの災害により被害を受けることも考えられるでしょう。
さらに所有している間は、税金などで経費が必要になります。
もし住まないのであれば、少しでも高い値が付くうちに売却するのが、メリットをより大きくするポイントです。
また、不動産相続は分割しにくいのがネックです。
相続人が複数いる場合、遺産を均等に分けられず、揉めてしまうかもしれません。
そんな時に、売却して現金にできれば、遺産分割もスムーズに進められそうですよね。
まとめ
実家の不動産相続の売却や注意点などご紹介しましたが、いかがでしょうか。
実家の不動産については、住むか売却するか迷いますが、基本的には売却するメリットの方が大きいのでおすすめです。
ぜひ、この記事を参考に、なるべく高く売却する方法を検討してみてはいかがでしょうか。
住まいに関するご質問やご相談などございましたら、私たち有限会社おかの不動産へお気軽にお問い合わせください。