活用していない不動産の売却を考えている皆さん、「買取保証」という言葉を聞いた事がありませんか?
何となく名前を聞いた事はあるけれど、買取保証の具体的なシステムについて知らず、利用を悩んでいる方も少なくないはずです。
そこで今回は、不動産の買取保証のメリット・デメリットをご紹介いたします。
不動産の買取保証①:買取保証の特徴とは?
不動産の買取保証とは、不動産会社が直接物件を買い取ってくれる売却方法の事です。
買い替えなどで期間を決めて不動産を売却したい場合や、入院や手術など多額の資金が必要となった場合に使われる事が多く、売れ残る心配がない便利なオプションとして利用されます。
専属専任媒介契約や専任媒介契約で物件を売りに出し、設定した期間で売れない場合に査定価格の70~90%ほどで買い取ってくれるのです。
そのほか、買取保証には即時に買い取ってもらう「即時買取」というシステムもあり、都合に合わせて選ぶ事ができます。
不動産の買取保証②:メリット
買取保証を使うメリットといえば、やはり期間中に売却できなくても確実に買い取ってもらえる事があげられます。
買い替えなどの際も資金調達がスムーズにでき、不動産売却のハードルも低くなるでしょう。
また即時に買い取ってもらう「即時買取」では、ご近所さんに売却を知られないうちに売る事ができるので、売却の事情を言いにくいという場合でも安心です。
不動産の買取保証③:デメリット
買取保証を利用するデメリットは、売却価格が査定額よりも下がってしまうという事が言えます。
高く買い取ってもらった場合でも査定額の90%ほどなので、仲介を利用した100%の売却価格から数百万円~1千万円ほど差が出る事もあります。
また、不動産の需要が低い地域や建物の状態など、条件次第では買取保証の対象外になる恐れもあるので注意が必要です。
そして媒介の契約方法も専属か専属専任という形になるので、期間中は一方的に契約を破棄する事はできないと理解しておきましょう。
まとめ
いかがでしょうか。
買取保証は売れ残る心配がなく、資金計画も立てやすいメリットがありますが、デメリットもきちんと確認する必要があります。
それぞれの特徴を知り、売却期間の有無なども確認したうえで利用を検討して下さいね。
私共有限会社おかの不動産では、不動産の売却・買取をおこなっております。
現金買取や買取保証付きの仲介販売もいたしておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。